Iouainsa
2007/05/28予讃線伊予吉田〜立間間632D

キハ50台という車番が振られているから、エンジンが2個搭載されているのだろうと思うものの、余りにも地味なだけに、その性能の方を忘れてしまっていたことがある。
八幡浜〜卯之町間は戦時中の突貫工事で作っただけに、いわゆる軽便鉄道なみの線路企画であるという。
だから、かつては八幡浜〜双岩間の急勾配でキハ20や現在でもキハ32が時折空転したという話を聞く。
が、時刻表を見る限り、所要時間だけで言えば、同区間はキハ32やキハ185系が9分かかるところをキハ54はなんと7分で走破してしまうのだ。
特急車両であるキハ185系よりも遥かに早いとは、これ如何に?というより、以前の特急列車がどれだけ鈍足であったかということが判るものである。
だから、この区間は高知から借りてきてでも、キハ54を走らせないと、2000系特急の邪魔をするということか。