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予讃線北伊予駅1056D(追写真)

いよいよ馬車馬ストーリーを含む6年間の長距離通勤の最終日を迎えた。

なぜ、馬車馬か?2000系気動車はともかく、(1)伊予中山~内子間連続トンネル内の耳つんはひたすら耐えるだけである。(2)それが使命といいながら、スピード最重視で車体をくねらせ、列車内での移動は困難を極める。(3)途中、地の底から湧き上がってくるかのようなエンジン音を聞くたびに、旅情もへったくれもなくなってしまう。

だが、そのおかげで、松山~宇和島間約100キロの通勤が可能になったのだから、それは感謝しなければならない。しかも、2000系気動車は1日あたり約650キロ~約950キロを走り続けているのである。

時には異音がし、時には自動ドアが閉まらなくなった、その2000系気動車に敬意を表して、あえて馬車馬という称号を使わせていただいた。

で、最終の1072Dは内子をほぼ19時03分台で出発したものの、昨年ダイヤ改正依頼初めての体験となる1069D伊予立川運転停車の遅れで急ブレーキ、まさに2000系は急には元の速度に戻れない、とばかりに、犬寄T突入は19時11分38秒頃、伊予市発も19時20分台だったのだが、松山到着は19時27分29秒頃。

それで、馬車馬ストーリーが終わった。

一方で、自転車特攻隊も、次回復路で宇和島経由となった後は、高松経由での移動になる。さらに、快てーきの副産物である「1053D乗車で伊予市から松山までのジョギング」つまり、このような風景も見ることができなくなる。

さらば、馬車馬2000系、そして、ありがとう2000系気動車。