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気象庁サイトから掲載

「曇時々晴」だから、雨は降らないだろう!という考え方は大変甘い!

「信頼度C」ということは、気象庁も「よく判らない!」と言っているようなものだ。

ちなみに、2年前の雨の愛媛マラソン時は「曇時々晴・信頼度A」だった。それが、前日午前11時になって、当日雨と抜かし、以後私が「天気予報」と言わず「天気予想」と言っていることは周知のとおり。

さて、この天気予想を深読みすると、こういうことになる。

今日現在は、冬型の気圧配置となっている。この冬型が緩むのが、2月2日から3日かけて。だから、温暖前線が通過する2日は曇で、翌日から気温が上がる。

一方で、気象庁が「信頼度C」としている理由は、次の寒冷前線がいつ通過するかどうかの判断ができていないことを意味する。

いずれにしても、2月5日の最高気温12度というのは、寒冷前線通過直前を意味する。

つまり、2月5日午後5時頃に寒冷前線が通過した場合、予想上は「晴後雨」又は「曇後雨」で「12-18時の降水確率50%」となるが、愛媛マラソンの大会そのものには大きな影響はない。

この場合、気象庁が「だから信頼度Cにしてました」となれば、一応めでたいことになる。私も元の「天気予報」という言葉に戻してあげようかという気になる。

ただし、午前中に寒冷前線が通過するとなると、大変なことになる。

そこで、ちょいと気になる図をふたつほど。

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左:専門天気図サイトから掲載、右:は気象人サイトから掲載

左は、「専門天気図」サイトの2月5日正午の予想天気図である。このサイトは「気象予報士の資格を持つ職場の後輩」が重宝していたものだというから、信頼性は高いのだろう。

一方、右側は、2年前、雨の愛媛マラソンの実際の天気図(1月31日午前9時・スタート時で、雨が一旦やんだ時)である。

なんとなく雰囲気が似ているのが、大変気になるところである。