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第51回愛媛マラソンで、仮にサブ3・5を達成したが、アスリートエントリーが削除、あるいは私の手の届かない記録に変更されたとする。

その場合は、別府大分毎日マラソンへの道がある。

が、このマラソンは、応募資格(公認記録3時間30分以内)のある者は全て受け付けるとなっているのだが、実は私のような3時間30分ぎりぎりのタイムで、なおかつ「ネガティブスプリット」を考える者にとっては関門という最大の敵が現れる。

まず、10キロ49分。これは第51回愛媛マラソンで1キロ4分55秒イーブンペースを考える者にとっては、まず「お前には資格がない!」と言われているようなものである。1キロ4分55秒イーブンペースならば、42・195キロを3時間27分30秒で走れる計算になるが、10キロ通過タイムは49分10秒になるのである。

しかも、グロスロスタイム30秒は考慮しなければならないことを考えると、最近最初の5キロで24分00秒前後で走っていることと同じ速度が必要である。しかも、このコースは最初の10キロは向かい風である。

まあ、そこで、仮に10キロを48分59秒で通過したとしよう。

が、次なる敵は、15キロ1時間13分00秒関門である。

大体、10キロショックという言葉を当ブログでくどいほど言っているとおり、私に15キロ1時間13分00秒は過酷なペースである。

まあ、それでも、なんとか1時間12分59秒で通過したとしよう。

次の関門はハーフ(21・0975キロ)1時間45分00秒である。これは、簡単だ。15キロ以降キロ4分54秒で走れば、20キロ1時間37分30秒、ハーフは1時間43分00秒。と楽勝で抜けられる。ついでにここで60秒のトイレロスタイムも可能だ。だから、ハーフを1時間44分00秒で通過しよう。

が、次なる25キロ2時間03分関門。15キロ以降で60秒のトイレロスタイムをした場合、キロ4分54秒で走れば、25キロを2時間01分59秒通過となる。ぎりぎり1秒の争いが続く。

もし、関門直前の風景が放映されたならば、3回とも私はアップで映されることになる。もっとも、25キロ2時間01分59秒といえば、ゴール直前の佳境だから、よっぽどヒマな展開にならない限りカメラが廻ることはないだろうけど。

そして、25キロまで関門に引っかからなければ、そして、その後いつもの走りができれば、後は問題ない。30キロまでは5キロ25分、その後は5キロ26分で走ってもオーケーだ。

今日は忘年会だから、出勤中、そんなことを考えながら歩いていたのであった。

それにしても、愛媛マラソンの場合は、下りの7キロまでは無理してペースを抑制せず、12キロまでのアップダウン区域では体力消耗を防ぎ、19キロまでの北条平原では省エネ走法に勤め、32キロまではとにかく1キロ5分00秒の速度で我慢し、あと10キロだと言い聞かせながら、35キロまでのアップダウンでペースを維持し、その後の平田の坂からはギアチェンジし、下り以降ペースアップするという走り方ができるかどうかが決め手になる。