平成26年6月以降に運用開始予定のJR四国8600系。
その運用を、整理して予測してみる。
(1)運転区間は、高松~松山
(2)現8000系との混結はできない。
(3)2000系の置き換え
このうち(3)は、8600系製造の最終目的であって、試作編成で目的とするかどうかは不明。
ただ、確かに現1003Dと1034Dに充当されると考えたほうが無難ではある。もっとも、振り子機能を考えると、同様のダイヤで走れるかどうかは疑問があるが・・・もし、そうなったら、1003Dと1034Dは全区間運休として、新たに109×Mの毎日運転の臨時特急として、多少時刻を修正して走らせるのだろうか。
あと、かつて8000系試作車が高松・岡山~新居浜間で臨時運転していた時期があったこと、最近普通列車の削減が進んでいることから、あるいは高松~松山間で同様のスジを来年春のダイヤ改正であらかじめ設定するということも考えられる。
そして、現1003Dと1034Dの合間に松山~高松間を1~2往復(あるいは2両ずつ時間をずらして各1往復)をL編成(5両編成)に続行させるということも考えられる。これだったら、多客期でも問題なく対応可能だ。
というわけで、整理すると、
・現1003Dと1034Dを8600系に置き換え毎日運転臨時列車として走らせる。(あるいは休日は2両もありえる。)
・松山~高松間を特急しおかぜの続行運転を1~2往復する。(ダイヤは臨時スジ)
・8600系に続行される特急しおかぜはL編成単独の5両(多客期は8両)編成。
というのはどうだろうか。
その一方で、2000系は走行距離を減らし、少しでも延命させる。あるいは、松山以東のアンパンマン列車を置き換える段階でTSEは撤退。
その後は、リニューアルさせた2000形、2150形、2100形のみの基本2両(つまり2200形も撤退)で松山~宇和島間で運用となるのだろうか。
その際G車はどうなるのか?「2000系撤退」が前面に出ているが、徳島方面の185系はどうなるのか?しばらくは、気になるJR四国ではある。
コメント
コメント一覧 (4)
今回の新型電車は8000系の後継車両でなく2000系の後継車両の為に製造された事は個人的には意外に思いました。今後も8000系は第一線で活躍されると思う。数年後には2000系の後継車両も誕生する可能性はあると考えられますがN2000系の後継車両は 暫くないと思う。以前、土佐くろしお鉄道での2000系が数両事故廃車になり、かなり厳しく運用での使用で車両の老朽化は深刻だと思います。新型電車運用後は2000と系の廃車が始まると思います
実際、185系でなく2000系の後継車両ということが意外です。
ただ、確かに2000系2200形がリニューアル対象外だったことを思い出しました。
とりあえず、電化区間での2000系を撤退させ、全体として2200形を撤退させ、そのうえで185系をどうするのか大変興味があります。
あと、8600系はやたら新造14両中12両に運転台があるということから、どのような運用となるのでしょうか。
ただ、個人的には、電化区間の2000系撤退は予讃線のことであって、2200形撤退の問題が出てくると、いずれ土讃線に2000系の後継車両(2600系?3000系?)の話が出てくるのではないでしょうか。
2000系の後継車両が導入されるのにキハ185系の動向も気になりすね。個人的には現行通り徳島県内のローカル特急に今後も使用されると思います。1両単位での増結が出来るのと車両性能面が今の方が向いている感じがします。2000系を走らせた方が維持費が掛かりそうに思います。個人的予想ですが2000系の後継車両は土讃線、高徳線用での使用が考えられると思います。自治体柄みがあるので分かりませんがN2000系は宇和海専用に使用されると個人的には良いと思います。土讃線特急車両の後継車両を土佐くろしお鉄道が購入されるか関心があります
そういえば、185系は撤退の話を聴きませんね。
ただ、8600系が振り子でないということは、私にとっては衝撃です。
JR西287系が振り子でなくなって、時刻表を良く見ると、かなり遅くなっていますよね。
その意味では、土讃線に投入されるであろう2000系後継車両がどうなるのか、大変気になるところではあります。