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今回ほど、愛媛マラソンのアスリートエントリーの案内が遠く感じるのは初めてだ。

果たして、今のような状況で、次回愛媛マラソンを3時間30分前後で走ることができるのか?

不安だけが走る案内。

だが、昨日の人間ドックの結果次第では、涼しくなれば不安が一掃できるかもしれないという期待もある。

今の不調は医学的には何の根拠もないが、「前回愛媛マラソンラストスパートで酸欠状態」になったことが原因ではないか?という不安がある。なにしろ、ゴール直前では視界が全てモノトーンの世界だった。そして、録画を見ても、ゴール直後に大会運営者に抱えられた記憶がない。

それが、昨日の人間ドックで肺活量5400ccで(24歳若い)28歳並という結果には、安心感とともに大きな自信になった。

また、数値的な判断は2週間先だが、所見では内臓疾患はないだろうという医師のありがたいお言葉をいただいた。

だが、結局、昨日の試走も今日の試走も復活には程遠い。

単に暑いからペースが落ちているだけなのか?

それとも、腰に原因があるのか?

ただ、ひとつ救いなのは、ペースが上がらないから、私の爆弾である膝のダメージがほとんどないということだ。

あと半年。

ともかく、神戸で結果が出せなくても、もがき苦しんででも、次回愛媛マラソンで自分に納得のいく結果を出すこと。

これだけは、譲れない。

ともかく、前回大会の「最後まで諦めなかったから、マラソンの神様が微笑んでくれた!」ということは、忘れてはならない。

そして、ひょっとして「最後まで諦めなかった」代償として「脳の酸欠状態」から不調が始まったのではないかという不安が、あるいは払拭されるのではないかという、一筋の光。

次回大会も、走れる可能性が極めて高い。

走れるのだ。

今日も、納得はできなかったが、走ることはできた。

20年前に膝の手術の前日、主治医と妻との3人で話し合い、医師の「手術すれば痛みはなくなるかもしれない。(手術直前の精密検査の結果)大きな損傷はない。しかし、手術によって新たな痛みに悩むかもしれない。」という言葉で、最終的に回避したあのとき。

8年前の最大体重86キロ、腹囲94センチだったあのとき。

まさか、そんな私にフルマラソンを走る日が来ようとは。

そして、次回愛媛マラソンも優先的に走らせていただける機会をいただいたことに対し、練習も含めて感謝をしながら走り続けなければならない。