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今日のヤフーのニュースの「毎日新聞」に出ていた。

国土交通省が、道路運送車両法が定める自動車の保安基準を改定し、乗用車やバス、トラックに備わるすべてのミラーをカメラとモニターで代用することを認める。

そこで思い出したことがある。

伊予鉄道坊っちゃん列車の右側に3か所のカメラを設置しているのをご存じだろうか。ただし、モニターは2台しかない。

かつて、平成14年ころ、伊予鉄道が坊っちゃん列車のひとり運転を模索して設置したものだが、当時の国土交通省はモニターでは遠近感が確認できないという理由で、認められなかったと聞いている。

その結果かどうかは判らないが、その後1号機(2両編成の方)では車掌が2名から1名に減らされ、現在に至っている。

ちなみに、その後部客車に「山嵐」の恰好をして、客車で観光案内をボランティアさせていただけないか、と伊予鉄道に申し出をしたら、やんわりと断られたなあ。

それはともかくとして、今回の国土交通省の方針は、再び坊っちゃん列車のひとり運転への道を開くものとなるかもしれない。

などと言っていたら、元気くんあたりから「いらんことを書くな!」とお叱りを受けるかもしれない。

但し、当時元気くんに尋ねたところ、やはり形状として右側前方の死角は右側の補助員(もちろん運転士の資格あり)の目で見ていただけるのが安心できるとおっしゃられていたのを思い出す。

事実、坊っちゃん列車の接触事故なんて聞いたことないし。やはり、複数の目というのは大事なんだとも思う。