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(四国地方整備局サイト)

愛媛マラソン最大のキーポイントとなる「通称平田の坂」

で、改めて松山側から見てみると、異様に道路が広いことに気付くと思う。

特にこの区間が変わっているのは次の2点。

(1)松山方面車線と歩道の間に4メートル程度の道路がある。

これは、平田の坂の途中にある家(店舗もある)への進入路である。

(2)平田交差点から北条バイパスの上りに入ると、すぐに次の信号があるが、これがまた変わっている。

画像向かって右側の歩道はその信号を含む交差点から除外されている。どういうことかというと、松山方面車線の南側(画像右側)に進入路があるため、この進入路を別の交差点とみなしているらしいのだ。

それが証拠に、この交差点は道路北側(画像左側)の歩道には歩行者信号があるが、南側(画像右側)歩道には歩行者信号がない。その代わり、交差点側の道路にに「自転車注意(だったったけ?)」という表示がある。(歩行者は?といつも思ってしまう。)

だから、一昨日なども、この道路を横切ろうとすると、(バイパスが赤信号で青信号である直進車が)交差点側からやってくるとき、歩行者である私に対して停止してくれたものだ。

だが、そうは言っても、本線が赤信号の場合は、なんとなく信号無視をしているような気分になるし、時折、歩行者に対してクラクションを鳴らす輩もいることは事実。(ちなみに、横断歩道上又は歩道上で歩行者をはねた場合、「業務上過失傷害罪」ではなく「傷害罪」が適用されることもあり、死亡させた場合は、最高「殺人罪=死刑」まであるので注意すること!)

というわけで、大変危険な交差点(とその周辺)なのだ。だから、前回愛媛マラソン試走時には、この画像右側の歩道を通らず、1本南側の道路を走り、この交差点へは見通しのよいところで先に横断し、この交差点に進入したものだ。

さて、前置きが非常に長くなったが、ここの道路が異様に広い理由。

あくまで、都市計画のおおまかな計画図による推測なのだが、この交差点は最終的には、現在建設が進んでいる「外環状線」とつながる予定だと理解している。

外環状線は、松山インターから国道56号まで完成し、現在松山空港方面への工事が進んでいる。

で、その先の工事が進めば、最終的にこの交差点までつながると考えられる。

そう考えると、この交差点が片側3車線上下6車線分の幅員をもっていることは容易に理解できる。つまり、平田の交差点を4車線の立体交差で越え、残る2車線を現道との交差点になるわけだ。

ただし、それがいつになるかはわからない。先日「愛媛マラソン名物仮装ランナー坊っちゃん」が第100回愛媛マラソンに向けての抱負を書かれていたが、そのころまでには外環状線が開通しているのだろうか。