かずまるのblog

元々は「鉄」のブログでしたが、いつしか「ラン」へ移行してしまった「かずまる(今はもう社会人)」の父(61歳)です。

2012年01月

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1月走行距離276キロ(前年1月より26キロ減、前月より78キロ減)

第48回愛媛マラソン以降は、以前に比べると「コースがフラットになった」と言われている。

が、はっきり言って、往路7・5~12キロ、復路32・3~37キロはアップダウンの連続である。

今回は、その「坂区間」を解説する。

なお、画像中「白抜き」の数字は、往路の地点、「赤丸」は復路でプラス30キロしたら実距離となる。また、愛媛マラソンサイトにある「ルート・ラボ」は、道路の切り通しや盛土の関係で、実際の標高とはかなり異なる。愛媛マラソンパンフレットの標高図も「ルート・ラボ」ほどではないが、若干異なる部分がある。(特に今から述べる区間は異なる部分が多い。)

(1)6~7・5キロで約10メートル下ってきたランナーは、復路の難所である「平田の坂」にかかる。7・6キロのバイパス入口から▲までは0・7キロ、標高差40m。8キロ地点を過ぎると坂は徐々に緩くなるが、坂はあと0・3キロ続くため、次の下り1キロに意外と時間がかかる。

(2)9キロを過ぎて、▲の信号を過ぎると、権現川の坂がある。短いが結構急勾配である。

(3)堀江小(次の▲)までは緩やかに下るが、そこから10キロ地点を挟み、10・1キロ(堀江への三叉路・信号あり)までの0・4キロはルートラボでは判りにくいが、明らかに上っている。

(4)次の▲印がくせものの地点。実はこの▲地点付近が谷になっており、先の10・1キロの信号からは下り、▲から大谷トンネルに向けては上っている。しかし、実際には、いわゆるおわんの底であるため、どちらから見ても上り坂に見える区間である。

(5)大谷トンネル内も上っているが、トンネル内11キロあたりから徐々に下り始める。次の粟井坂トンネル入口(11・4キロ地点)では標高18mだが、12キロ地点では標高3mになる。

(6)ここからは、復路32・3キロ以降に入る。32・3キロ(対面にガソリンスタンド)あたりが標高3mで、ここから上りが始まる。33キロ地点(赤丸の3・以下同じ)の標高は16m、一つ目の粟井坂Tを抜けると、往路よりも高い位置を走っていることが判る。

(7)2つ目の大谷Tを抜けると下り始めるが、34キロ地点から再び上り始め、次の▼で再び標高15mとなり、次の▼である堀江小までは一気に下る。(0・5キロで10m)

(8)堀江の信号を過ぎると、今度は権現川の上りに入り、その途中が35キロ。次の信号で再び標高5mまで下り、いよいよ復路の難所平田の坂が始まる。

(9)平田の坂は、上り始めの信号から0・9キロ、本格的な坂になってからは0・7キロ続く。標高48メートルとなっているが、カーブの関係で往路よりも若干高い位置まで上る。なお、頂上0・2キロ手前に36キロ地点があり、このあたりから坂が緩やかになる。

(10)下りも0・7キロで一気に標高8mまで下る。ここからゴールまでは20m上ることになるが、実際には上りと感じないことは「今までの基礎知識編」のとおりである。

以上、とても、フラットには見えない、愛媛マラソンの難所めぐりでした。

ここを「気分転換になる」とか「単調にならなくて良い」などと思えるかどうかが勝負になる。

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上段:気象庁、中段:専門天気図、下段:気象人サイトから記載

やはり、暗雲漂う事態となってきた!

ただ、今のところは、2月7日の気温も高いから、前線の通過は2月6日午前中と予想される。

また、専門天気図のある2月5日の雨雲も、瀬戸内側に関しては、雨が降ってもたいしたことはないだろうと考えられる。それでも、北条は雨の降りやすいところではあるから、気になるところ。

さて、専門天気図の2月6日天気図で、ちょうど松山あたりに低気圧がある。これによく似た実際の天気図が、気象人の2010年2月11日の天気図である。

気温の高い状態が続き、低気圧が山陰地方よりも北側を通過すると、「春一番」となりやすい。この日には九州で春一番が吹き荒れ、松山地方も雨だった。ただ、暖かい雨だったこともあり、私はこの日の21・1キロ走では序盤5キロを23分台でぶっ飛ばし、1時間42分台で走ったものだ。

それにしても、この予想が、18時間早まらないことを願うのみである。

ちなみに、2年前(1月31日開催)の第48回愛媛マラソンのときの気象庁は、1/24(日)「曇時々晴・30%・(信頼度・以下同じ)A」、25(月)「曇時々晴・30%・A」、26(火)「曇時々晴・30%・A」、27日(水)「曇時々晴・30%・B」、28(木)「曇・40%・B」、29(金)「曇・40%・-」、30(土)午前5時「曇・40%・-」、同日11時「曇時々雨・60%・-」であった。

このときの天気予想を考えると、まだまだ信頼ができないわけである。

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2012/01/28予讃線堀江~光洋台22D

第50回愛媛マラソンに関して、勝手に思いつく基礎知識編・第3弾

○今回のコースをよく見ると、というより、毎日の通勤経路上のある、3-4キロの中央通であるが、この道路は、思ったより狭いという感じを持っている。

この中央通は、当日東向き2車線は全面通行止め、西向き(ランナー順行)2車線のうち、中央側は通行止めで、歩道側1車線だけが通行可能と思われる。

その中で、3・9キロ(ハート株式会社前)での給水ポイントが気になる。

道路が狭い(中央分離帯も路側帯もない)中で、給水施設がずらりと並ぶと、結構ボトルネックになるのではなかろうか。

しかも、その先約100メートルで右側へ鋭角カーブが控えている。さらに、路面に穴まであいている。

十分気をつけよう!

ちなみに、去年の第1給水場は、片側2車線ではあったものの、3車線近い道路幅があった。

○各給水ポイントであるが、昨年までの経験で言えば、まずスポーツドリンクがあり、水があり、その他色々がある。

つまり、バナナとか、坊っちゃん団子とかは走っていると判りにくいし、そういうところは、結構混雑している。

その中で、唯一判りやすい場所がある。

それが、25・4キロ地点の「パン」である。後半のエネルギー切れを防ぐために必要だ。

なぜ判りやすいかというと、そこを2度走るからだ。往路24・2キロあたりにあるはずだから、どのあたりにパンがあるのか確認すると良いだろう。

ちなみに、この場所はポンジュースもある。右手にパン、左手にポンジュースを持ってはしるのもオツなものである。

一昨年は、これが中間地点(つまり第1折り返しの手前)にあった。ところが、まずスポーツドリンクを手に取り、パンを手に取り、あれ?ジュースは?と思ったら、まだ相当向こうだったということがあった。結局、スポーツドリンクとパンで走ることになった。

昨年は同じ場所にパンだけがあった。(ジュースはなし)このときは、前年の反省から、往路の段階から、どこにパンがあるかをあらかじめ確認した。

そういえば、一昨年のジュースは、ポンジュースではなく、果汁30%程度の普通のジュースであり、あとで結構文句の記事を見かけた。

ただ、時の上司(私をマラソンへと導いた先輩)が、既に半分走った段階で、果汁100%ジュースは、普通のどを通らんし、後で口の中がおかしくなるぞ!とおっしゃっていたのを思い出す。

しかも、一昨年のように、給水ポイントの一番奥にポンジュースがあった場合、それを取り損ねたら、万一スポーツドリンクを取っていなかったら、次は29・2キロまでない。

結局25・4キロの給水ポイントでは、おとなしく、スポーツドリンクとパンにするべきではないかと思う。通常の食事では絶対そんな組み合わせはしないけど。

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上:気象庁(週間天気予想)

左下:専門天気図(2/5正午の予想天気図)

右下:気象人サイト(2009/01/31午前9時の実天気図)

なんにしても、これで、今のところは寒冷前線通過が2月6日(月)以降ということになり、めでたいことである。

ただ、落とし穴としては、2月6日の最高気温14度はであるが、この最高気温は2月6日明け方で、出勤時には寒冷前線が通過して、気温が下がる、という屁理屈も考えられる。

こういうことは、この時期多々あることで、そうなると、大会前日あたりになって、「実は、寒冷前線通過が早まりました!」と2月5日昼前から大雨という大ドンデン返しもありえる。

そのための、2月5日「信頼度C」だということを覚えておかなければならない。

まあ、それくらい、2年前の第48回愛媛マラソンの天気予想のいい加減さを根に持っている訳である。

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2012/01/29予讃線三津浜~伊予和気間24M

愛媛マラソンまであと7日。つまり、来週の今頃には既に結果が出ている。

昨日、違和感を感じた太もも前部であるが、今日患部を見ていると、なんと一箇所が青血になっている。そこで、「ユニコおきゅう博士」を試してみた。

結果は、なんとなく効果がでたようなので、意を決して、貼るカイロを皮膚に影響があることを覚悟で直接張りつける。

そして、大阪国際女子マラソンを見ながらストレッチをしていたわけだが、なんとなく調子がよろしい。

そして、15時14分に最後の10キロ調整に出撃。

ところが、昨日の場合、太もも前部に違和感が集中していたのが、その違和感がなくなったせいか、今度は下半身全体がなんとなく重い。

まあ、このあたりは、単に違和感があって、うっとおしいというだけだから、このまま故障することなく本番を迎えるしかないのであろう。

記録は5キロ24分50秒、10キロ58分10秒(5-10は23分20秒)。メリハリをさけるために後半ペースを上げたのであるが、今現在、太もも外側と両くるぶし外側のちょい上あたりが重い。

ただ、この「くるぶしの外側ちょい上」であるが、右足については、昨年の愛媛マラソン直後「右足ひ骨疲労骨折の恐れあり」と診断されたところでもあり、注意が必要かもしれない。

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気象庁サイトから掲載

「曇時々晴」だから、雨は降らないだろう!という考え方は大変甘い!

「信頼度C」ということは、気象庁も「よく判らない!」と言っているようなものだ。

ちなみに、2年前の雨の愛媛マラソン時は「曇時々晴・信頼度A」だった。それが、前日午前11時になって、当日雨と抜かし、以後私が「天気予報」と言わず「天気予想」と言っていることは周知のとおり。

さて、この天気予想を深読みすると、こういうことになる。

今日現在は、冬型の気圧配置となっている。この冬型が緩むのが、2月2日から3日かけて。だから、温暖前線が通過する2日は曇で、翌日から気温が上がる。

一方で、気象庁が「信頼度C」としている理由は、次の寒冷前線がいつ通過するかどうかの判断ができていないことを意味する。

いずれにしても、2月5日の最高気温12度というのは、寒冷前線通過直前を意味する。

つまり、2月5日午後5時頃に寒冷前線が通過した場合、予想上は「晴後雨」又は「曇後雨」で「12-18時の降水確率50%」となるが、愛媛マラソンの大会そのものには大きな影響はない。

この場合、気象庁が「だから信頼度Cにしてました」となれば、一応めでたいことになる。私も元の「天気予報」という言葉に戻してあげようかという気になる。

ただし、午前中に寒冷前線が通過するとなると、大変なことになる。

そこで、ちょいと気になる図をふたつほど。

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左:専門天気図サイトから掲載、右:は気象人サイトから掲載

左は、「専門天気図」サイトの2月5日正午の予想天気図である。このサイトは「気象予報士の資格を持つ職場の後輩」が重宝していたものだというから、信頼性は高いのだろう。

一方、右側は、2年前、雨の愛媛マラソンの実際の天気図(1月31日午前9時・スタート時で、雨が一旦やんだ時)である。

なんとなく雰囲気が似ているのが、大変気になるところである。

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2012/01/28予讃線堀江~光洋台間22D

ロールパンナがすでに2週間外されてますな。

いよいよ、愛媛マラソンが来週日曜日に迫った。

今日が最後の長距離試走。明日は10キロ、来週土曜日に5キロ程度走って本番を迎える。

というわけで、今日の21・1キロ走は、本番と同じペースで(5~12キロは同じ場所を)走る。特に10~12キロのペース配分を見ることが今日の全てである。

22D捕捉を目的に、13時28分出走。例によって、5キロまではかずまるの小学校周辺を走り、5キロ地点を愛媛マラソン5キロ地点にあわせる。これも今日が最終回だ。

最初の5キロは25分30秒。このあたりは、もうどうすることもできない。本番の序盤のばらけ具合がどうなるか判らないが、昨年同様だったら、グロスタイム26分30秒そこそこで行ってしまうかもしれない。

7キロ35分35秒、8キロ平田の坂は41分00秒で、10キロ51分30秒(5-10は26分00秒)で通過。風邪気味ということもあり、少々重い。膝はなんともないが、太もも前部の筋肉痛がここ2週間続いていることもあり、違和感があるのが今までと違う体調である。このあたりは、自分の一番弱い部分に違和感が出る。つまり、私の場合、どこもなんともないということはありえない。

さあ、10キロを過ぎた。わざわざ1週間前に21・1キロ走をした理由はこの10~12キロの最終調整にある。10-11キロは5分30秒に落ちることは仕方ないが、次の1キロで補正がきくかどうかが今日のポイントである。

大谷トンネルに入る。出口150メートルまでに1キロ地点がある。トンネルは、出口が近づくと次第に勾配が緩やかになる。本番でこのあたりがわかるかどうかがポイントにもなる。

が、なんと!11キロ地点を発見できなかった!推測では予定どおり57分00秒だろうと思う。が、頭が混乱している間に、結局12キロは1時間02分20秒。

結局、今日の試走は大失敗に終わってしまったのであった!

焼身、いや傷心のまま目の前を22Dアンパンマン列車が通り過ぎる。

仕方なく、安全に国道下のトンネルを通って、反対側に出る。

幸い、このあたりから呼吸が楽になってくる。体が軽くなってくる。本番ではまもなく3分の1。

というところで、「1回目のアフターバーナーは下手にトンネルで行うよりも、方向感覚のはっきりと判る、トンネルを出てからの方が間違いがないのではないか?」

この12キロから18キロまでをいかに省エネで走れるかがポイントになる。11-12キロで10秒損をしても、楽に走るということを心がけるならば、トンネルを出てからペースを上げたほうがよいのかもしれない。

15キロ(愛媛マラソン35キロ)は1時間18分10秒(10-15は16分40秒)、20キロは1時間43分30秒(15-20は25分20秒)、ゴール21・1キロは1時間49分10秒であった。

来週日曜日、この体調でもう1回走れるか?

結論として、心肺機能は既に万全である。膝もとりあえず合格点だ。問題は、大腿部前部の疲労が(2週間経っても)とれないことである。

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