なんとなく、第51回愛媛マラソンは寒さとの闘いのような気がしてきた。
防寒対策を練らなければならない。
というより、暴風雪警報なんぞ、出ないだろうな。
過去3年間の2月11日に限れば、3年前は広島で春一番、松山でも強風かつ大雨だったし、2年前は暴風雪警報が発令されていた。ちなみに、昨年は土曜日が祝日ということで、なんのメリットもなければ、天気も穏やかだった。
さて、第4回目は、愛媛マラソンの隠れた名所・天井川である。
往路12キロを過ぎると、旧北条市(現松山市)へと入り、一転して延々6キロ平らな国道を走ることになる。
が、その間に小さなアップダウンがあるのである。そのほとんどは天井川であり、最高でも8メートルほどだから、標高としてはたいしたことはない。
その場所は、13・7キロ粟井川、14・2キロこれは単なる山裾、15・1キロ高山川、16・0キロ河野川つ続く。
もっとも、往路はあまり坂を感じないと思う。
が、問題は復路だ。
28・4キロ河野川、29・3キロ高山川、30・2キロ単なる山裾、30・7キロ粟井川と続く。これらもたいした坂ではないのだが、時はちょうど30キロの壁といわれるあたり。
疲れた体には結構きくだろうし、ここで少しずつ体力を奪われると、32キロ以降の坂プラストンネルの3キロが続き、その先に35キ・3キロから始まる復路平田の坂と続いていくのである。
私自身も昨年、失速まではしなかったが、36キロを過ぎて下りになったところで、右膝に強い痛みを感じ、結果グロス3時間40分を逃したものだ。
ともかく、省エネで走ろう。これが、愛媛マラソンのキーワードかもしれない。