くどいようであるが、今回のシリーズは「概要版」である。詳細はこちら。
http://kazmal.digiweb.jp/1164_kazmal554.html
さて、32キロといえば、残り約10キロ。
しかし、愛媛マラソンに関して言えば、目の前にトンネルが見えているはずだ。
トンネル内は当然ながら暗いこともあり、ペースが乱れる。
しかも、トンネル内は結構勾配がある。特に、復路は1個目の粟井坂トンネルを抜けると判るが、往路よりも高い位置を走ることになる。つまり、その分勾配がきついというわけだ。
さらに、2つ目のトンネルを抜けた先には、例の「どちらから見ても上り坂に見える」区間があり、さらに堀江小学校へ向かって下るとはいえ、その先に権現川の上りが見え、そして、その先に復路平田の坂があるという、愛媛マラソン最大の難所が待っている。
つまりのところ、この難所を乗り切るためには、要するに往路のトンネルを過ぎた12キロから19キロまでのほぼフラットなところで「無駄な体力を消耗するな!」ということでもある。
そして、ここからは意見が分かれるかもしれないが、私としては「体力に余裕があるならば、復路平田の坂で全体力を消耗させてもいいのではないか?」と考えている。
そして、次の1キロ近くにわたる下り坂で、再び体力をチャージするのだ。
あ、この下り坂で転倒する方を見ることがあるため、十分に注意すること。
そして、下りが終わった先、バイパスの終わった信号を左折したところのバス停が37キロ。
愛媛マラソンのコース図を見ると、ここからの上りが目に付くと思う。実際、このラスト5キロの上り坂を危惧するブログを見たことがある。
が、実際には38キロ先の大川の上り坂以外は上りを感じることはない。
平坦だと思い続けること。
あと、39キロあたりでは、延々と右カーブがある。ここは南方2車線、北方1車線という変則3車線道路で、南側2車線がコースとなる。
応援を求めて自然と左側へ寄ってしまうが、できれば右車線を走ったほうが距離が短い。
あと、40キロ付近に「バンピーさん」が毎年マラソンの様子をアップされているため、特にコスプレランナーは注視していただきたい。
あとは、ゴールまっしぐら、なのだが、42キロを過ぎたところで西堀端の最後の左折をしたところ。
そこからゴールまでは微妙に上っている。第49回大会では6時間制限直前に、その上りで転倒した女性がいた。
最後の最後だけに、足元には十分注意すること。
そして、歓喜のゴールとなる。
ま、今回はとりあえず、駆け足で紹介しただけなので、詳細は上のホームページを参考にしていただきたい。