粟井坂トンネルと大谷トンネルの間の勾配は、ちょいと修正してみました。
神戸マラソンで頭がいっぱいだったこともあり、気がつけば、愛媛マラソンまで100日を切っていた。
まあ、神戸はファンランの予定ではあるが、愛媛マラソンはそうはいかない。
というわけで、今日は神戸マラソンの最終30キロ試走をしてきたわけだが、その中で愛媛マラソンコースの「キーポイント」について述べたいと思う。
今日の行軍は、愛媛マラソン16キロ付近で折り返し、おおむね行軍17キロが愛媛マラソン29キロとなるように走ってみたわけだ。(キロ数は愛媛マラソンのもの、実際の行軍はマイナス12キロ)
30 | 4:50 | 1:28,54 | |
31 | 4:55 | 1:33,49 | |
32 | 4:56 | 1:38,45 | 0:24:39 |
33 | 4:57 | 1:43,42 | |
34 | 5:04 | 1:48,46 | |
35 | 4:57 | 1:53,43 | |
36 | 5:05 | 1:58,48 | |
37 | 4:40 | 2:03,28 | 0:24:43 |
その愛媛マラソン29キロから37キロまでの記録がこれ。
おもしろいと言ってはいけないのだが、32~33キロは上っているにもかかわらずペースが上がっている。そして、次の1キロは下っているにも関わらずペースが落ちている。
このペースは、実は前回愛媛マラソンの3時間30分のペーサーのタイムとほぼ同じなのだ。(私が32キロから37キロまでペーサー直下に張り付いていたから。)
推測されることは、32~33キロは、32キロを過ぎた。目の前にトンネルが見える。上っている。というわけで、意識的にペースが上がるのではないか。
33キロを過ぎると、粟井坂トンネルを出る。視界が開ける。次の大谷トンネルが見える。若干下っているのが見えるのだが、暗くてペース感覚がつかめない。33キロまでの上りから解放されたことから、自然にペースが落ちているのか?
理由はわからないが、前回愛媛マラソンの3時間30分のペーサーはフルマラソン2時間20分台の記録を持ち、キロ5分ならば24時間走り続けることができる方だったらしい。その方ですら、ペース感覚を狂わせる、まさに「魔の32~34キロ」なのだ。
特に、その先の35キロ以降に復路平田の坂があるというプレッシャーがそうさせるのかもしれない。
もしそうならば、本当にマラソンというものは、奥が深いものだと思う。