平成20年12月から平成22年1月まで10回に分けて、かずまると自転車で四国一周した。
その教訓は「坂は事前に対応できるが、風は対応できない」ということで、幾たび風に悩まされながらも完結した。
ちなみに、自転車で四国一周とはいうが、実際に自転車で行軍したのは、宇和島~高知~徳島~高松~今治~松山であり、松山~宇和島間は歩いての行軍である。なお、私自身は同期間中に単独で宇和島~内子~大洲~長浜~松山を20インチ自転車で行軍している。
さて、一昨日の15キロ行軍後、妻が台所で「ドリカムのCD」を聴いていたのだが、その中で、かつてNHKの朝ドラで「雨が降れば川底に沈む橋越えて・・・」という趣旨の唄を聴いた。
そこで、思い出したのが、四万十川にかかるいくつもの「沈下橋」。
私は昭和60年から3年間八幡浜市、平成4年から4年間宇和島市に住んていたが、最初に沈下橋を見たときは、ぶったまげたものだ。
当然ながら、このときのかずまるも相当ぶったまげた。
で、その自転車特攻隊の中で、かずまるが、自転車のベルを「チーン」と鳴らした後、「かばし!」と幾度か叫んだことが忘れられない。
「チーン」「かばし!」・・・「ちーんかばし」・・・「沈下橋」
そのかずまるも今は高校3年生。
さらに、10回目の行軍で実家今治市から松山市の自宅まで平成22年1月2日に走った、その月末が私の愛媛マラソンでの初マラソン。
時の流れの速さを感じる。