SolydXKは、オランダ産Debian系ディストリビューション。
SolydXがXfce、SolydKがKDEでその総称。
そもそも私がLinuxへ舵をとったのは、平成17年頃。
ちょうど、Windows2000が2005年(平成17年)6月に、さらにWindowsMeが2006年(平成18)7月サポート切れで、我が家で大量のパソコンが余る結果となった頃である。
Linuxは通常はインストールすることに対して費用が発生しないこと、これが「窓社帝国エクソダス」の第一歩として、大量に余るパソコン対策だった。
で、その記念すべき最初のLinuxディストリビューションがVineLinux4だったわけだ。
当時は、今のように自分でミラーサイトからダウンロードする技術もなく、たまたま目についた書籍のおまけだったCDを利用したものだったが、Windowsとの共有まではいたらず。
その後、RedHatLinux9の分厚い(CD2枚付き)書籍を購入して、Linux側のデータをブラウザで確認できるまでには資質向上(?)
で、2013年にUbuntu10.04LTSを(これまた中古パソコン誌のCDを)購入、ここでようやくWindows側との共有ができるようになったものだ。(実に8年かかっている。)
さらに、見た目Windowsに似ているLinuxMintへの移行をしたものの、そのころ同ディストリビューションをインストールしたパソコン2台が立て続けに壊れるという「黒歴史」が発生する。
というわけでもないのだが、実はまだこの段階で「かな変換」ができなかったことがLinuxMintとの決別の理由でもある。
そして、行き着いたのが「SolydX」。
これは本当に使いやすかったのだが、いかんせん「あまりにマイナー」なディストリビューションだっため、ディストロウォッチサイトでも一時期「休眠中」となっていたこともあり、常に「次のディストリビューションを探す」という癖がついてしまったのかもしれない。
ただ、このSolydXは、バージョン9となったところで、Windows7並みのスペックを必要とするようになった。具体的には起動時のメモリ使用量が1GBで、メモリ4GBのパソコンだから特に問題はなかったものの、マイナーなことも含め将来的な不安があったことも事実。
ともかく、非常に使い勝手は良かったのだが、いかんせんあまりにマイナーで、ディストロウォッチサイトでも130位台あたり。
まあ、今後もサポートが続くようであれば、また戻ってきたいディストリビューションではある。