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2013/08/15予讃線松山駅1051D

思えば、かずまるが中3の時、学校での論文作成で、「JR四国の将来」としたとき、先生から「JRに乗ってこい」と言われ、8月15日に松山以南乗り放題きっぷで松山~伊予大洲間を半日乗り倒したものである。

その時の、早朝1051DがTSE最後の乗車となったわけですな。

なにしろ、気動車としては世界初の振り子式であり、万一開発に失敗したときは、団体列車として活用するための色々な装備を持っていたらしい。

8600系の本格運用開始後も、2150形の不足からTSEの運用は残され、というより、たまに2000形G車が運用についたりする実に変則的な運用をしていたものだが、いよいよ終焉がきたようである。

多分、2600系の運用開始により、高徳線の2150形+2100形が余剰となって、それが転入してくるものと推測する。

そうなると、1093Mと1092Mに8000系が充当されるのも、この影響なのであろう。

で、8600系が6M~5Mの(延長)運用につくのも、その玉突きか?まあ、あんまり、そのあたりの運用は解らないが・・・

ただ、ひとつ気になるのは、今までは6Mから始まる運用は、8000系と8600系の2編成だったわけで、これは要するに、そのうち1編成は松山駅に待機する予備編成ですよ、ということは理解できるが、1093Mと1092Mに8000系を充当するということは、松山駅に待機する編成はどうなるのか?ということである。

つまり、現在の予讃線は6編成で運用しているが、8000系6編成と(現時点では)8600系2編成で、常時1編成が予備編成として、通常は7編成(うち1編成が松山駅待機)で運用していると理解している。

1093Mと1092Mは8000系での運用となるが、繁忙期(8000系6編成フル稼働時期)は、8600系が充当されるであろうことは容易に想像できるが、前述の「常時1編成の予備編成」と「松山駅待機編成」はどうなるのか?その運用に8600系G車第3編成がからんでくるのか?JR西・伯備線への貸出しは継続されるのか?少々興味のあるところである。

話はそれたが、ともあれ、2000系TSEは地味ながら「ローレル賞」を受賞しているし、JR西や北に影響を与えた車両だし、お疲れ様でした。