予讃線粟井駅
これは、2009年8月1日、当時は第48回愛媛マラソンが「市民化」することは決定していたものの、制限時間が5時間か6時間か、まだ決定していなかったころの話である。
岡山マラソンなぞ、既に1年前には実施要領ができたことを考えると、今から考えたら、とんでもないことだと思う。
で、当時「私のマラソンの師匠」からフルマラソン参戦を勧められて、8月1日(土)に伊予亀岡から松山までの約30キロを走ってみようと考えたわけだ。
だが、当日は朝大雨洪水警報が発令され、北条では時間100ミリの雨量もあったが、波止浜~波方間で倒木で、松山から乗車した列車は、粟井駅で抑止。
結果、先発した特急列車が伊予北条駅から松山へ「バック」することになり、停車中の粟井駅で離合。
当然、運転打ち切りまで乗車していれば、運賃全額払い戻しになるのだが、私としては「時間的な問題」もあり、この粟井駅で下車(前途放棄)し、粟井駅~浅海駅折り返し~松山の約32キロを走ったものだ。
当ブログでは「うーん、31・8キロを4時間25分か。来年の愛媛マラソンの時間が6時間でもめているようだが、それにしても、疲労困憊、ふらふらの状態での到着では、とても来年のフルマラソンは走れそうにはないと言うことだけが判った。」と書いている。
もっとも、普通8月1日だったら、季節柄30キロ超走なぞ、できるはずがないのだが、このときは、朝大雨だったことから、往路は比較的涼しく、そして復路はだんだんと暑くなって撃沈!という図式だったものだ。
というわけで、この粟井駅が、私の愛媛マラソンの原点となるのであった。
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