自転車で通勤していて、特に感じること。
次の2項目は、「言い方」を変えてほしいと思う。
それが、道路交通法に定められた法令用語だというのであれば、法令用語を改正してほしいと思う。
(1)「軽自動車」と「軽車両」
宇和島勤務時代、事務所の隣に、「一方通行路(軽車両を除く)」という道路があるのだが、ここを逆走する高齢者を度々見かけたものだ。
で、注意をする方に対して「この自動車は「軽」だろう」と逆切れしている、高齢者を見かけたこともある。
私が調べた限りでは、軽自動車というのは、道路運送車両法に定められた名称であって、道路交通法では特に規程がない(多分、普通自動車ならびに自動二輪車に相当)と思う。
だから、双方が他法令だから・・・ということになるのが、一般的には「軽自動車」という使い方が圧倒的に多いと重いから、ここは道路交通法の方が用語変更すべきと考える。
「軽車両」を「低レベル車両」にでもすれば?と思う。
(2)「原動機付自転車」と「自転車」
原動機付自転車に乗って、「これは自転車でしょ」と言いながら、堂々と歩道を走る「おばちゃん」を(松山市内では)近所の中央通りや旧空港通りでよく見かける。
これまた、自転車の道路交通法上の扱いは「軽車両」だから、やはり、「原動機付自転車」の方を法令用語変更するべきと考える。
「低レベル自動二輪車」とかにでも変更し、原付運転者に対しては「自転車」ではなく、「バイク」の一派だということを「もっと」認識させるべきと思う。
まあ、昨今自動車専用道での「逆走」が問題になっているが、そもそも論として、「わかりにくい用語」を道路上に連発していることも、その「一因」ではないか?という気がしないでもないが・・・
コメント
コメント一覧 (2)
かつて私が公開していたWebサイトにも、この手の問題点を指摘した掲示板投稿者がいましたね。
で、私なりの考えにはなりますが、用語の言い換えとして
⑴「軽車両」→「自転車等」
⑵「軽自動車」→「自動車(660cc以下)」とし、二輪も規制対象に含める
⑶「原動機付自転車」→「ミニバイク(50cc)」
を提唱してみたいと思います。
⑴は大型貨物車と大型特殊自動車をまとめて「大貨等」(後にトラック絵柄で置き換え)とした前例があること、⑵は高速道路へ入れない車種の表現を「二輪(125cc以下)」とした標識があることに倣ったものです。
⑶の類例としては、定員29人以下の大型乗用車を「マイクロ(バス)」と表示したものがあります。ミニバイクという言葉もすっかり一般化しているので、カタカナ用語が増えることに抵抗を示す法令関係者も少ないのではないでしょうか。
余談ながら、5年ほど前に予讃線の海岸回り区間を訪ねた際、第4種踏切の通行禁止車種を「軽(360cc以下)を除く」と表現した標識を目撃し、呆然とした記憶があります。
軽自動車規格が360cc超まで拡大されたのは43年も前のこと(1976年、当初は550cc以下)になりますが、この標識、今でも残っているのでしょうか?
今話題の厚労省の病名では、わけのわからん病名等にどんどん変わっていますから、法令的には改正可能と考えます。
問題は、「お堅い方々」がどの程度いらっしゃるかでしょうね。
極端な話、マスコミの力を借りてでも提唱しなければならないのかもしれませんね。
また、今後ともよろしくお願いします。