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先日、私の青春時代のアニメで「実現可能な科学の世界」というわけで、「宇宙戦艦ヤマト」と「サイボーグ009」があるが、後者は冷静に見れば、001の超能力がなければ成り立たないということに気づき、齢50歳を超えて落胆したが、さらに「宇宙戦艦ヤマト2202よお前もか?」と書いたものだ。

ただ、これは難しい問題はある。

「さらば」が劇場に出た時、私は高校1年で、一緒に出掛けた友人と無言の帰宅を余儀なくされた。

そして「2」では、主人公が生還したものの、正直煮え切らなかった中での、今回のリメイク版。

意図として、「さらば」を支持するならば、「25話で終了せよ、26話は見るな」という考え方は支持する。

だが、それは、テレビ版の話であって、実際に映画館にいた「私」は次の状態だった。

・まずは「あっけにとられた」そして「ああ、このような回収をしたのだな」という好意的な解釈をしたものだ。

一方で、2回目以降に観覧した方々で、テレビでいう25話が終わった段階で席を立った方々もおられたという話も聞く。

・だが、冷静に考えると、結局先の「サイボーグ009」と同列だったのか?という思いが残る結果となった。

さらに時間が経過して、思うことは、次の2点。

(1)「さらば」と「2」のどちらかを踏襲したので良かったのではないか?

(2)だが、ポスターで「真のラスト」と書いたことで、そうせざる得なかったのかな?

かつて、長距離通勤6年間で500冊位の雑学本を読んだ私としては、西崎氏の「銭」の問題があることは承知ののうえで、とりあえずは「評価」するべきなのかな?という立場をとりたいと考える。

というわけで、今回の結末は仕方がないから、次作は「多少は仕方ない(十分に発達した科学は魔法に見える)が、どう考えても落胆してしまうような魔法は避けていただきたい」ものである。