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【第3回】7・5キロから始まる「往路平田の坂」

愛媛マラソン名物「往路平田の坂」のお話。

ただ、一つ言えることは、往路の段階で、この坂を越えられないということは、「それはオーバーペースである」ということである。

松山地方の一般的な風向きは、7キロ当たりでは「概ね南風=追い風」と書いた。

それが、このあたりから若干ではあるが、堀江・北条の海が近づいてきたこともあり、北西の季節風、つまり向かい風を感じ始める。


そして、7・6キロの平田の坂から、愛媛マラソン名物、往路平田の坂が始まる。

標高7メートルから800メートルで一気に44メートルまで上る。

ただし、最近できた、特に歩道の設置されたバイパスの場合は、バリアフリー法の関係があって、一応勾配が5%に抑えられている。

この数字は車椅子対応とい うことだが、実際には車椅子どころか、自転車でも危険だとは思うが、いずれにせよ、往路のまだ体力のある段階では、「どうにもならない急坂」ということはないと思う。

あと、愛媛マラソンの標高図では、平田の坂に2つのピークがあるが、そんなものはない。

これは、バイパスを作った時の元の山の形だと思ってよい。

その途中、そろそろ勾配が緩やかに見え始めたあたりが8キロ。

ちなみに、ここから19キロ地点までは、国道の歩道から見える範囲に、起点からの距離を表示した小さいプレートがある。

たとえば「59・3キロ」とかいう 表示だ。この小数点第1位の数字が「3」であるところが、大体愛媛マラソンの「○キロ地点」に相当する。

なお、指南書では、上り坂は「なるべく坂の上の方を見ない方が良い」とされているが、往路の場合はずっと右カーブのため、なかなか頂上が見えないので、その意味でも、あまり坂を感じなくて済むかもしれない。

ただし、復路は、ほぼ一直線だから、坂の頂上付近までずっと見渡せることになるが、それは、また先のお話ということで。

8キロを過ぎると、徐々に勾配が緩やかになるとはいえ、まだしばらくは上り坂が続く。

 国道の上部に橋があるあたりが、平田の坂の頂上。特に復路はこの橋が真正面に見えるから、目安になる。

そこからは、一気に下り坂となる。

平田の坂の頂上が8・4キロで標高44メートル。そこから約600メートル下り、だいたい下りきったあたりが9キロ地点。標高19メー トル。

そして、その先は、次回、実は平田の坂よりも要注意地点である、往路トンネル区間のお話。