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【最終回】37キロからゴールまでの「コース高低図にある上り坂は存在しない!」

私自身が次回愛媛マラソンDNSということで、あまりやる気がない中での、愛媛マラソン特集。

まあ、毎年、この時期になると「しつこいくらい」書いてきたことだから・・・ではある。

その記事も今回が最終回。

さて、今後はどのような特集を組みますかな?

というわけで、最終回は37キロの復路平田の坂を下ってからの残り5・195キロのドラマ。

愛媛マラソンの高低図を見ると、残り5キロからかなり上っていることに気づくと思う。

まあ、確かに上っていることは間違いないし、事実往路では下りと追い風に乗ってペースが上がることは事実だ。

だが、実際走ればわかるが、38キロ先の大川の上り以外は、上り坂には見えない。だから、上りであると思わないほうがよい。

県外の方が愛媛マラソンを走られるというブログを拝見すると、結構残り5キロでの上りを気にされる方々が多い。だが、これだけは言わせ ていただきたい。

上っているのは事実だが、ラストのがんばりの前には、(38・3キロの大川の上り以外は)上り坂に見えることはない。

だから、大川を過ぎたら、あとはフラットと思ってよい。

あと注意る点は次の4点。

(1)大川を過ぎた先の歩道橋を通過すると、コースは左に折れる。

往路は前方からやってきたわけで、ここで往路と別れるが、その分かれ道のところには、例年オールスポーツの方がカメラを構えているので、良いポーズをすること。

(2)38・4キロの国道196号との分岐点を左に折れると、実は片側1車線の狭く感じる道となる。

その先、自動車教習所が左に見えるあたりのバス停が39キロ地点。標高は14メートル。この直前あたりから、進行方向だけが2車線、つまり南行き2車線、北行き1車線の変則道路となる。

それと、このあたりから大きな右カーブとなるのだが、このあたりの走り方は注意が必要。このカーブの途中の左側に最後のトイレがある。 が、ここはトイレしかなく、給水ポイントではない。どうしても疲れてきたときにトイレを見つけると、給水ポイントと思って左側を走ってしまうが、ここは道 路の右側いっぱいを走るのが正解。

具体的に言うと、南行き2車線、北行き1車線だから、計3車線のど真ん中を走れということだ。理由は簡単。そのほうが距離が短くなる。

(3)40キロを過ぎて、片側3車線の道路に戻った先前方に消防署が見える。

その消防署の交差点(本町3丁目)の手前、40・8キロあたりに、伊予鉄道の市内電車・城北線(法律上は鉄道線)の踏切が ある。一応、これまで同様コース上にはマットを敷いており、段差はないが、どうしても線路面はへこんでいるため、注意が必要。

(4)42キロを過ぎて、西堀端から堀之内へ入るところ。

西堀端から堀を渡って、堀之内に入るあたりは、微妙に上っている。距離はたいしたことはないが、足をとられることのないよう注意のこと。事実、第48回大会では、5時間59分あたりで、ここで転倒した方がおられたし、私自身も第53回大会では左折地点の道路上の砂で滑って転倒した。

ここで転倒していまうと、足に力が入らずもう一度転倒したものだ。だから、転倒しないに越したことはないが、万一転倒したときは、とにかく落ち着いて、両足を一度踏ん張ることが必要かもしれない。

そして、いよいよゴール地点が待っている。

ということで、全11話、お付き合いありがとうございました。

これ以降は、とりあえず、「裏話」でも随時お伝えしましょうか。