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愛媛マラソンを走るうえで、最も気をつけるべき点。

それは、「坂は計算できるが、風は計算できない」ということ。

というわけで、今回は「風」のお話。

まず、重要な話として、堀江地区の方々の言葉として、「堀江と北条地区では、風向きが異なる」という点。

①一般的の天候の場合、松山市中心部では、次のような風が吹く。

●午前中は南風、昼頃から南西の風

だから、愛媛マラソンをスタートして、1キロあたりから平田の坂までは「下り坂、かつ、追い風」ということになる。

ただ、市民化された当初の愛媛マラソンのスタートは9時だったのが、現在は10時になっており、若干「追い風効果」は恩恵にあずかりにくくなっている。

それでも、昨年確認したところで、緩やかながらも午前11時でも南風が吹いていた。(ちなみに、私の試走は午後なので、ほとんど南西の風)

②次に「問題の北条地区」の風

過去10年間の経験上、北条地区では「3種類の風」があることが解っている。

(1)光洋台で海(北西)から吹く風・・・これが一般的な風である。往路は左前方から吹く。

ただ、この風が厄介なのは、「往路左前方」とは言いながら、風向きやコースの向きの「若干の方向転換」のため、実は気づかないうちに横風だったということがある。(人間の感覚として、都合の良いことは気づきにくいわけだ。)

つまり、この場合、後半も案外追い風になりにくいということがあるわけだ。特に、26~27キロ区間で左折を2回したときに、「180度回ったのにまだ向かい風?」と思うことがある。これは、2回目の左折が90度回ったのではなく、まだ南進していないから、向かい風に感じるだけで、27キロ地点の交差点でもう一度若干左にカーブして、左手に工場群(三浦工業等)が見え始めた頃から、完全な南進になるので、忍耐が必要。

(2)光洋台で、真正面(北~北北東)から吹く風・・・第52回、54回がそうだった。

この場合は、実は堀江あたりで既に真正面からの風を受ける。

往路は逆風だが、まだ前半ということで、余力はあるだろうから、前半無理をしなければ、後半確実に37キロまで追い風になる。

実は、最も期待する風ではある。

(3)光洋台で追い風(南西)となる場合・・・第53回、56回、多分55回(私はインフルエンザDNS)がそうだった。

これは、低気圧が通過する「荒天」の時に多い。

だが、少々「バクチ」にはなるが、この風の場合は「チャンス」でもある。

愛媛マラソンの特徴かもしれないが、「前半追い風だから、後半は向かい風になることを想定して、前半は自重する」という考え方は「あまりに消極的」だと考える。

事実、私は53回大会で、そう考えたのだが、途中で雪が降り始めたこともあり、後半失速した。

そして、55回大会で「川内選手(多分前半突っ込んで後半粘る姿)」を見て、また、市民ランナーでも意志の強そうな方が、軒並み自己記録を出されているのを見たものだ。

そう考えて、56回大会の前半の追い風の中で、あえて自重せず、(気温1.8度の異常低温の中で)自己記録を2分更新したものだ。

実は、これには「裏」がある。(53回、56回は実測)

これも「バクチ」には違いないが、低気圧が通過している場合、そのような天候が延々と続くわけがない。低気圧は移動しているわけだ。

つまり、53回、56回はともに、前半は追い風だったが、後半は「横風」だったわけだ。(つまり、上の(1)になったわけですな。)

というわけで、今後、大会が近づいてきたら、当日の風について予想していきたいので、ご期待ください。

でも、当たらなくても許してね。