大規模なマラソン大会は、秋の大会を中心に軒並み中止になっている。
愛媛マラソンも大会要領が未策定(ゲストだけ決定、でも多分ハイタッチはできない?)なのだが、おそらく、2月頃の他の大会などを模索しているのだろう。
そして、模索先の大会は、多分次回東京マラソンの動向に注目しているのだろう。
そのような中、日本陸上競技連盟がロードレースに関するガイダンスを6月11日に公表。
時差スタートを始め、倒れこんだランナーの対応など、色々な指針が示されているが、その中で、気になる記事がある。
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(6)その他
① 参加ランナー・チーム関係者、競技役員、大会役員、ボランティアなどが65歳以上の方、基礎疾患を有する方の場合、重症化するリスクが高い旨を認識した上で参加いただく。
② 参加ランナーは競技を行っている時以外はマスクを着用する。
・マスクはウイルスが付着する可能性があるので、各自が持ち帰り廃棄をする。
※マスク回収のゴミ箱は設置しないことが望ましい。
・会場に万が一マスクが落ちていた場合は、使い捨て手袋着用の上、清掃トングを使うなど直接手に触れないことを徹底する。
・参加ランナーはフェイスマスク(バフなど)の代用品を認める。
③ 迅速且つ簡易的な情報伝達を重視する為、申し込み受け付けはWeb受付、ナンバーカードの引き渡しは郵送が望ましい。
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あくまで、書面に書かれたことに対する「つっこみ」であることは認めたうえでの話。
スタート前にマスクを着用したうえで、そのマスクを捨てられないということは、そのまま持って走ることになる。
ただ、その線でいえば、次のような疑問が出てくる。
市民ランナーの場合、マスク回収のごみ箱を設置しないということは、マスクだけでなく、市民ランナーが持参する防寒用雨合羽、栄養補給グッズも捨てられないということになる。(口等に接触しているということでは同じ)
→ということは、ごみ箱を設置しないということは、極端なことを言えば、給水・給食エイドのごみ箱も設置できない?(普通、そこで給水用のカップだけ捨てて、自分の持ち物を捨てないということは不可能ですわな)
→給水・給食エイドも設置できない?
→そもそも、給水用カップそのものが問題になる?
→キャップのついたペットボトルのみ置く?
→でも、それが捨てられないとなると・・・
→エリートランナーも含め、みんなウエストポーチにドリンクを持って走る?あるいは、リュックを背負って走る?
ちなみに、やんやんさんのブログを見ると、給水・給食エイドでは、担当の方との間にビニール幕、(ランナーの)手を消毒、会話禁止、手づかみ禁止、ということだったらしいが、当然ながら給水用カップも指定の位置への(指定のものだけの)回収になるのだろう。
ものすごくロスタイムが気になりそうだ。
やはり、ウエストポーチにドリンクを持って走ることになるのだろう。
ちなみに、私は10月末灼熱の大阪マラソン以降、愛媛マラソンでも250mlペットボトルに少量のOS1を入れて走っているのだが、500mlボトルで走ることになるのだろうなあ。
なんとなく、大規模な大会は、まともに開催できないような気がしてきた。
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