カテゴリ: 伊予鉄道みたまま
行きつけば銀行が!?
伊予鉄道は日本で最初の軽便鉄道ということもあり、相当の歴史を持つ。
このため、松山市街地であっても、都市計画等によって線路がつけ代わり、廃線跡があったりする。
かつて、20年ほど前の平成14年頃に、その廃線跡を徹底的に調べ上げた時期があったのだが、その先に「奇妙な共通点」があったものだ。
その「共通点」4か所がこれ。
①まずは、勝山町交差点にある「愛媛銀行本店」。
この銀行の向こう側に松山地方気象台へ向けて緩やかなカーブがあるわけだが、その道がかつての道後鉄道跡地ということは、ご存じの方も多いと思う。
②郊外電車いよ立花駅南側(森松線跡地)
かつて、いよ立花駅から森松線が分岐していたのは有名な話だが、いよ立花駅南東側の元分岐地点からしばらくは跡地が残されている。
実際には細長い公園として残されているため、解りやすい。
そして、その細長い公園が途切れたところにある「愛媛銀行立花支店」。
③本町線本町4丁目電停
現在の西堀端から本町4丁目までは、かつて松山電気軌道があった。
実際には、堀端の途切れる「札ノ辻」から、一度堀の北側へ迂回し、松山税務署のあるビルの西側の道(実際にはその道よりもさらに西側)を北上し、平和通りで西に向きを変えて、古町駅方面へと向かっていた。
そして、その平和通りと本町(国道196号)の交差点にあるのが「愛媛銀行松山駅前支店(元愛媛銀行本町支店)」。
④宮田町電停
JR松山駅前から宮田町までは道路併用軌道だった線路が宮田町手前から専用軌道になる。
この線路、昭和10年の古地図では、以前は宮田町からまっすぐ進んで(JR駅前道路を突っ切って)、当時の国鉄松山駅前へと延びていた。(地図上では国鉄松山駅と伊予鉄道松山駅が接していたように書かれている。)
JR松山駅北側の派出所のある狭い道路がそうらしい。
これが、昭和20年の古地図では、地図で見ても明らかに両者が分離しているように見えるから、そのころに、現在のように松山駅前道路を走るようになったと考えられる。
そして、上図の坊っちゃん列車の真後ろ、つまり、この線路がかつてのようにまっすぐに伸びていたならば、そこに「元愛媛銀行松山駅前支店(現在は統合されて存在しない)」があった。
ということで、一度同銀行の方にお話をしたことがあるのだが、「は?」で終わってしまったのであった。
伊予鉄道線路跡
最近、実母の洗濯物の受け渡しにより、伊予鉄道道後温泉駅から中央通りの間(実際には樋又通りではなく、宮前川沿いを)自転車で走ることが多い。
「かずまるのブログ」の前身である(現在も管理している)「かずまるのホームページ」では、元々は「鉄」のサイトであり、これが平成20年頃から次第に「鉄分ダイエット」と称して「走」方向へ移動してきているが、この「かずまるのホームページ」中にある「かずまる特攻隊」という言葉は、
そもそも、平成14年頃に当時幼稚園児だったかずまるを自転車に乗せて、道後温泉~木屋町間を自転車で何度も走って、旧線路跡を探したことに由来する
という、実に懐かしい場所でもあるのだ。
で、上図が地図の③の西側(上一万交差点から北上する道路)で、現在はここにコンビニがある。
ちなみに、元々この線路は道後鉄道と呼ばれ、後に松山電気軌道とともに伊予鉄道となったわけだが、このあたりの線路を現在の線路へ移設したのが、昭和2年で、そのころに松山市内では大規模な都市計画が行われたとあるから、その事情によるものだろう。
というわけで、ホームページ開設から20年7か月を経過して、今また原点に戻ってきたわけである。
伊予鉄道~新型LRT車両撮影会および古町車両工場見学会イベント
昨日は、18時頃帰宅できたのだが、今週は休養週間ということで、予定どおりノーラン。
さて、伊予鉄道で「新型LRT車両撮影会および古町車両工場見学会イベント」が2月6日に開催される。
5000形LRT車両(5009号・5010号)運行記念ということらしい。
私は昨年10月12日に坊っちゃん列車運行開始20周年記念イベントに出かけたわけだが、今回も応募しようかどうか悩んでいる。
あの時は平日開催だったから、出没できたのだが、今回は土曜日と言うことで、多分応募者は多いだろうなあ。
ちなみに、上図は私で、当然ながら有給休暇取得して出かけたわけだが、同じアングルで、朝日新聞のウェブ記事で私が映っている。
今回も、募集人員30名(応募多数の場合は抽選)、参加費:1名 10,000円
前回は、坊っちゃん列車運行開始日が私の誕生日ということで、妻からの誕生祝プレゼントで参加できたのだが、1万円は高いよな、と思ったら、今回も妻が援助してくれるらしい。
うーん、とりあえず、早い者勝ちではないし、募集締切:2022年1月28日(金)17:00だから、もう少し悩んでみようか。
で、イベントの中に「アナウンス体験」というのがあるのだが、もし私にさせていただけるのであれば、多分「本日は坊っちゃん列車にご乗車いただきありがとうございます。私ども伊予鉄道では明治21年10月に日本で最初の軽便鉄道として、松山から三津間6.8キロに蒸気機関車を走らせました。坊っちゃんの愛称は、夏目漱石の小説坊っちゃんの中で「乗ってみるとマッチ箱のような汽車だ。ごろごろと5分ばかり乗車したと思ったら、もう降りなければならない」と書かれたことから、坊っちゃん列車と名付けられました。」と言うのだろうなあ。
伊予鉄道ICい~カードの進化?
松山空港リムジンバスに乗車すると「スイカ」をかざして(当然)認識されず、運転士に非常に冷静なお言葉で「スイカは使えません」とおっしゃられるのを聞く。
もっとも、既に2年近く乗車していないが・・・あ、2021年3月にかずまるを迎えに行くときに、大街道から乗車したか?
で、私が使用したとき、「ICい~カード」と「スイカ」を同時にかざした場合、関東方面ではそのまま認識されるのだが、「ICい~カード」の場合は「複数のカードが認識されました」というエラーメッセージが出ていた。
だから、わざわざ「ICい~カード」のみを取り出してかざしていたわけだ。
それが、先日乗車したとき、たまたま「衣山から郊外電車に乗車するとき「ヒマ」だった」こともあって、久しぶりに同時にかざしてみたら、「なな!なんと!(見事な平城京)」そのままカードを認識した。
うーん、進化したものだなあ、とものすごく納得してしまったのであった。
ちなみに、上図(下側)の奥に、JR四国8000系電車(15M)が走っているのが見えますでしょうか。
なんとなく似ている?
E231系とE233系を見ていて、ふと思うこと。
伊予鉄道軌道線を走っている電車を見ていて、ふと思うこと。
E233系がなんとなく、伊予鉄道5000形に似ているような気がする。
E233系は、E231系に車体側面の安全性確保に重点を置いたものと言われ、その「いかつい」形状がそれそのものかどうかは私にはわからないものの、一方で伊予鉄道5000形に関しては、そのような説明がないから、側面衝突を考慮したらそうなったのか?デザイン性を考慮したらたまたまそうなったのか?は解らない。
そうなると、E231系と伊予鉄道2100形がなんとなく似ているように気がしてくるものものだ。
坊っちゃん列車運行開始20周年記念イベント
(2010/10/30撮影)
そのようなイベントがあるらしい。
坊っちゃん運行開始当日私は39歳の誕生日だったなあ。
そして、高橋尚子さんと小出監督を見たなあ。
翌日、早速親子3人で乗車し、それを皮切りに369回乗車したなあ。
あれから20年の時を経て「坊っちゃん列車運行開始20周年記念イベント」が開催される。
<以下サイト転載>
イベント概要
坊っちゃん列車1号機関車・14号機関車を並べての特別記念撮影会
※運転台への乗車、機関車転車の見学、坊っちゃん乗務員制服も着用いただけます。
古町車両工場内の見学
坊っちゃん列車記念乗車(古町駅→道後温泉駅間)
※運行開始20周年ヘッドマークを装着した坊っちゃん列車にご乗車いただきます。
いよ子さんおすすめグッズと市内電車1Dayチケット、くるりんシースルーゴンドラ優待券をプレゼント
当日参加者の方を対象に、一般発売前の「御朱印風ポストカード」の販売会を実施
(途中省略)募集人員
午前の部15名 午後の部15名 計30名(応募多数の場合は抽選)
参加費
1名 10,000円(参加料は当日受付時に現金にてお支払下さい)
<以上サイト転載>うーん、平日ということは、子どもの参加は想定しておらず、マニア対象ということなのだろう。
いかにも「私に参加せよ」という「甘い誘い」にしか見えない。
だが、問題が2点ある。
・まず参加料1万円は痛いが、これは当日私が59歳の誕生日ということで、誕生祝として妻からいただけるらしい。
・だがもうひとつの問題が、要するに「平日だから私も仕事」ということ。
職場では「家族の記念日等では積極的に有給休暇を取得してください」ということはあるが、まあ、それはそれとして、実はその前日が「人間ドック二次検診で1日休暇取得」ということ。
月曜日に1日休暇取得して、なおかつ翌火曜日に半日休暇というのは如何なものか。
ただ、前回4年前の二次検診は「検査・治療当日入院を余儀なくされ、結果として2日休暇取得した」という事実もある。
うーん、先着順ではないから、もう少し考えてみようか。