2008年7月の北海道旅行の先、映画「鉄道員」のロケ地である幾寅駅を訪れた。
その幾寅駅が、2016年8月の台風災害で富良野~新得間が不通になり、最終的に同区間がバス路線転換になる見通しとなった。
つまり、この風景はもう見られないということになる。
ちなみに、映画の印象としては、小説40頁程度を「よく、これだけ伸ばしたな」ということと、この駅が待避線のない中間駅(新得側に引き込み線はある)を終着駅として、よくロケができたな、と思ったものだ。
ただ、そういう私は、最初に北海道の鉄道乗車したのが昭和58年4月(1983年)ということで、既に石勝線開通後ということもあり、この路線を乗車したことはない。
そういえば、急行狩勝で富良野経由(多分そのまま札幌へ行って、再び夜行で釧路へ)で乗車しようとしたのだが、最終的に「民宿きりたっぷり」連泊したような気がする。
あと、作中に出てくる「キハ40-764」。当初キハ40にしては形が変だし、時代考証的にキハ40と言ったら、昭和50年代後半になるから、私の学生時代になるし、その割には、炭鉱などの雰囲気が・・・と思っていたら、漫画ではキハ12だったなあ、と思ったり。
これは、要するにキハ40をキハ12風に改造し、最終的に「キハ12-23」として撮影後も運用についていたらしい。
いずれにしても、懐かし思い出である。